レジュメ(応募書類)の準備の目処が立てば、実際に求人情報をじっくり探してみましょう。
まずは相場感を知る
いきなりエージェントへ登録でももちろんOKですが、まずは理想の条件と世間の「相場感」を知ることが大切です。転職活動を行うにあたってそれぞれの目的はあるかと思いますが、まずは転職情報サイトでざっと求人情報を見るところから始めてみてください。
各サイトにはいろいろな条件を追加して検索できるところが多いので、まずは希望職種と勤務地程度でしぼって何件掲載されているか。次に理想の条件にチェックを入れて何件残っているか確認してみてください。最初は150件あったのに、理想の条件を入れたら10件、もしかしたら1件やゼロになるかもしれません!
応募条件をチェック
理想の条件で出てきた求人情報があれば、応募条件もチェックして自分の経験スキルに合うか確認しておいてください。【必須】と書いている項目は満たしておく経験値ですが、【歓迎】の項目は満たしていなくてもあればベター程度です。ただし項目としてあるということは、就業するにあたってゆくゆくは身につけておきたいポイントになってくるかと思います。
条件を見直すポイント
さて1件やゼロだった場合は、理想の条件の見直しが必要です。たとえば希望報酬の設定を高くし過ぎていないかチェック。お金は誰しも多ければ多いほど…と思いますが、特にクリエイティブ職は営業職のような出来高やインセンティブ制度のところが少ないので、実務経験年数と年収は比例するところがほとんどです。残業なしや時短勤務など柔軟な働き方にこだわる場合は、派遣スタッフの方が向いているかもしれません。最近では残業のない企業もかなり多くなりましたが、最初から時短勤務が可能なところやフルフレックスのお仕事は関西ではまだまだ少なめです。
情報にとらわれ過ぎない
年間休日や福利厚生に関しては情報掲載時の内容であるため、毎年の暦によって変わったり、新しく追加される場合もあります。気になる求人情報であれば内容にとらわれず、まずは応募してから確認してもよいかと思います。特に福利厚生などは企業に確認することがいちばん確実ですので、実際の面接の場で質問することをおすすめします。