レッツアイのオフィスが入っている堂島ビルヂング(「ヂ」の表記が正しいです)は、竹中工務店が1923年(ほぼ100年前)に建てた超クラシックビルです。通称は堂ビル。実は同時期に建てられた東京の丸ビルに匹敵する、西日本を代表する名建築のひとつなんです。(下の写真は竣工当時の写真)
昭和の初めに、大阪百景をテーマとした当時の絵ハガキにも採用されたほど、実は知る人ぞ知る有名建築。高層ビルといえばS造(鉄骨)が一般的だった時代に、RC造(鉄筋コンクリート)で建てられており、外装こそ時代とともに変化していますが、戦時中の空襲にも負けず阪神淡路大震災にも負けず、堂島のランドマークビルとして生き続けています。
ちなみにオフィスビルにしてはけっこう小さめの部屋が多いのですが、もともと堂ビルホテルというホテルが入っていました。日本では初めてのビルの中にあるホテルだったようで、食堂、バー、結婚式場などホテルの付随施設や診療所、婦人団体の事務所などが入っていたそうです。現在は裁判所が近いということもあり、法律系の事務所が多いですね。
ビル内にはいたるところに、銀杏マークの細工が入っていて「こんなところにもある!」と見つける楽しさもありますよ。レッツアイへお越しの際には、ついでにビル内の散策も楽しんでみてください☆